タイ工業省は2023年5月31日に「仏歴2566年（2023年）廃棄物および不用物の処理」に関する告示を公布し、2023年11月1日から施行されています。
また、2005年以降に産業廃棄物の管理方法について定められた既存の告示は廃止され、この新告示に置き換えられました。
主な変更点は以下の通りです：
工場経営者の責任拡大: 工場経営者は、廃棄物が処理業者によって適切に処理されるまで責任を負うことになります。これにより、廃棄物の追跡と管理が厳格化されます。
対象廃棄物の定義の明確化: 廃棄物の定義が更新され、非危険及び危険な廃棄物の区分が明確にされました。
工場経営者の義務の改訂: 廃棄物管理に関する年次報告の提出期限が前倒しされ、廃棄物容器に新たなラベル付け要件が導入されました。
（出典）「仏歴2566年（2023年）廃棄物および不用物の処理」に関する工業省告示